研究室…理系の学生には避けて通れない道です。配属次第では将来を左右するだけにしっかりと見極めていきたいですね。

今回は研究室選びのためのポイントを解説していきます。

準備編〜どこまで学位をとるのか?〜

まずはじめにキャリアプランをしっかりと考えましょう。

将来どんな職業に就きたいのか?どこまで学びたいのかなどです。

その上で学位をどこまで取りたいのか考えます。一般的には以下のようになります。

  • 学士:大学4年間
  • 修士:大学4年間+大学院2年
  • 博士:大学4年間+大学院5年

学士(学部まで)がオススメな人

学士までで就職するのがオススメなのは技術系の仕事はちょっと…って人です。

営業や事務職をしたいって人は大学院へ進むメリットは薄いです。ちょっとモラトリアムが延長ってくらいですね。

修士(大学院博士前期課程まで)がオススメな人

民間企業で技術系開発職や研究職へ就職したい人は修士までがオススメです。

これらの職種の大企業は学校推薦で採用を行うことが多いのでそのルートに乗るためにも修士まで行っておきたいです。

博士(大学院博士後期課程まで)がオススメな人

研究の道を極めて将来は研究者として大学に残るって人以外はオススメできません。

博士まで行くと就職も新卒扱いではなく就職先も少ない現状では修士までにとどめておくのが無難です。

学士までパターン

どれだけ楽な研究室か

学部卒で就職って人はどれだけ楽な研究室かで選ぶことを強くオススメします。こんなことを書くと批判がありそうですが学部就職で研究について聞かれることはほぼありません。

特に就活の時期には研究テーマすら決まっていないことも多く、聞かれたとしてもどんな研究をしたいか程度です。

その上、学部生が行う研究なんてたかが知れていますし、対外的に論文誌として有意な成果を出せるなんて稀です。

さっさと卒業するためにも楽な研究室に行くのが賢明でしょう。たとえ興味の無い分野だったとしてもです。

楽な研究室を見つけるために

  • 教授との相性
  • コアタイム(拘束時間)の有無

これらは必須のチェック項目です。特に教授が優しい場合は学部の場合はすんなり卒業させてくれることがほとんどなのでココが一番重要です。

もう一つのチェックポイントがコアタイムの有無です。拘束時間がある研究室では実験の手伝いや雑用など様々な仕事が降ってくることが多いのでなるべくコアタイムのない研究室を選びましょう。

修士までパターン

修士まで進む場合に見ておきたいポイントは以下の通りです。

  • 教授との相性
  • 推薦企業の有無と内容
  • 研究室メンバーの人柄
  • 学生の対外発表状況
  • 研究指導への手厚さ
  • コアタイム(拘束時間)の有無

教授との相性

おそらく学部と合わせて約3年間は付き合う教授。ここで波長が合わないとかなり辛いことになります。
知り合いなんかでは教授との相性が悪く軽くうつ状態になった友人もいたので一番大切にしてもらいたいポイントです。

推薦企業の有無と内容

修士までに進むメリットとして一番大きいといっても過言でないのが推薦状況です。
大学院への推薦は企業からオファーがあり、学部単位できているものの他、教授によっては強力なコネがある場合もあります。
進学前に学生の就職先や推薦状況に関してはチェックしておきたいポイントです。

推薦状況や進学状況などは大学によってはホームページ上で公開しているので確認してみましょう。

研究室メンバーの人柄

教授との相性と同じく、長い時間を一緒に過ごす仲間である研究室メンバーについても相性が良い方が良いのは言うまでもありません。
研究室見学などでしっかり見極めたいポイントです。

学生の対外発表状況

研究室のホームページなどで学生の発表状況などが見れるところもあると思います。
論文誌(ジャーナル)とまでいかなくても学会などで多くの発表を行っている研究室は良い研究室であることが多いです。

博士までパターン

博士まで進む場合に見ておきたいポイントは以下の通りです。博士まで進みたいって方はもちろん分野などについてはビジョンが固まっていると思うので研究室としての良し悪しという側面で解説していきます。

  • 教授との相性
  • 博士後期課程の学生の有無と人数
  • 研究室メンバーの人柄
  • 学会や論文誌の対外発表状況
  • 所属教員・ポスドクの実績
  • ホームページはしっかり更新されているか?